日本
巫・占の異相 東アジアにおける巫・占術の多角的研究
日本
巫・占の異相 東アジアにおける巫・占術の多角的研究
- 出版社
- 志学社
- 出版年月日
- 2023.08
- 価格
- \3,960
- ページ数
- 360
- ISBN番号
- 9784909868107
- 説明
- 「巫術」「占術」は「人類普遍の営み」である
いまだに「迷信」というイメージのつきまとう「巫術」「占術」であるが、その実、古今東西人類普遍の営みであり、そうであるならば学問の対象としての価値は言うまでもない。
本書の出発点となった国際日本文化研究センターの共同研究会では、「人類普遍の営み」であることを念頭に、学際的・多角的な検討を掲げ、分野・時代・地域を超えて多くの研究者の参加を得た。
加えて、本書を編むにあたっては、共同研究会のメンバーにとどまらず、関連する研究を行っている専門家からも寄稿を得た。
中国殷代の甲骨文から始まり、古代・中世の日本列島や琉球、朝鮮のさまざまな占いや巫術を経て、現代の沖縄・横浜中華街の占いに至る11篇の論考により、日本列島を軸とした占術と巫術の空間的・ 歴史的な展開が多面的に浮かび上がる。