日本
古典中国からの眺め(研文選書)
日本
古典中国からの眺め(研文選書)
- 出版社
- 研文出版
- 出版年月日
- 2003.09
- 価格
- ¥3,080
- ページ数
- 264
- ISBN番号
- 4876362211
- 説明
- ※出版年が古いので新本ですがヤケ・シミ・痛みがございます。
私は長年、中国の古典文学研究にたずさわってきたので、本書の内容にも当然ながら中国古典にかかわるものが多い。また、中国や中国古典と無関係な文章でも、ものの考え方のどこかに、専門分野からの発想が影を落としているのは、良くも悪しくも否めない事実のようだ。そこで、書名を『古典中国からの眺め』と題することにした。(「あとがき」より)
〈目次〉
Ⅰ
古と今との出会い/「六朝」という時代/李白と月/我が新たに熟せし酒を漉す/詩人と「食」/二重の逆説/漢詩人として見た北条霞亭/森鴎外の漢詩/夏目漱石と中国/「静夜思」つれづれ
Ⅱ
そのとき―吉川幸次郎先生の思い出/小川先生という人/小川環樹先生のいる風景/ある敦煌資料のこと―小島祐馬先生逸事/小島憲之著『漢語逍遥』の世界/鈴木修次さんと私/ギィ・ガニョン氏を哭す/イヴ・エルヴェット氏を悼む/入矢義高先生の残像/福永光司先生のこと/日野龍夫さんへのあいさつ/おとしばなし ぼやき念仏―一海知義先生前追悼戯文
Ⅲ
博物館随想/2000年中国退休紀行/私の日本中国学会初体験/日本シノロジーの位置/求める心/京大文学部の講義/木曜日の話題―2002年7月~12月/素食の美食/山を愛する/寄席の楽しみ/火鉢騒動記
