日本
書と画を論じる(研文選書)
日本
書と画を論じる(研文選書)
- 出版社
- 研文出版
- 出版年月日
- 2019.10
- 価格
- ¥2,200
- ページ数
- 209
- ISBN番号
- 9784876364480
- 説明
- 文人が作ってきた書と画を論じることで、中国文化の本質的理解を志向し、日本人における受容から日中文人のネットワークを考察。図版多数駆使して分かりやすく解説。
書と画を論じる 目 次
はじめに
Ⅰ 王羲之書法とは何か?
漢字のはじまりと正鋒/太宗と王羲之書法/書論に見る「十七帖」/帖学派の書法
Ⅱ 文人の思い入れ
清代条幅の款書を読む/何紹基の隷書―その飄逸さの本質/今井凌雪先生蔵 呉昌碩「臨石鼓文・水墨花卉 六曲一双屏風」
Ⅲ 中国文人画を読む
呉昌碩「大寿桃図」/溥儒「人馬図」/王一亭「自画像」/趙之謙「鍾馗像」/黄賓虹「雲壑奔泉図」/任伯年「隔簾仕女図」
Ⅳ 日本における受容
中林梧竹の臨書論/呉昌碩が日本にもたらしたもの―河井荃廬・長尾雨山を介しての伝播/
書画文墨趣味のネットワーク
あとがき/初出一覧
