日本
虚構の六四天安門事件 中国共産党の不都合な真実に迫る
日本
虚構の六四天安門事件 中国共産党の不都合な真実に迫る
- 出版社
- PHP研究所
- 出版年月日
- 2025.05
- 価格
- \1,925
- ページ数
- 288
- ISBN番号
- 9784569859422
- 説明
- 中国現代史・最大のタブー「天安門事件」。NHK特派員として現場の第一線で取材した著者が事件の裏に潜む、真の姿を暴き出す。
黒い歴史のすべては、ここから始まった――。 1989年6月4日に発生した天安門事件。当時、世界中がこぞって報じたこの事件は、学生運動とそれを封じる軍部という世紀の「民主化運動」として取りざたされてきた。現在、厳しい言論統制下にある中国。その発端と言えるのが、この天安門事件である。今なお、中国国内では30年以上も前の天安門事件に関する発信はタブーとされ、ウェブ上で検索することができないばかりか、一般市民においては発言することさえ許されない状況にある。
なぜ、中国共産党は、天安門事件のような騒動を二度と起こすまいと躍起になるのか。その答えは、事件後に検証された数々の不自然な事象から明らかになりつつある。事件当時NHK特派員として現地入りしていた加藤青延氏は、天安門事件の発生時から現場の第一線で取材し、日本にその状況をつぶさに伝えた数少ないジャーナリストの一人だ。加藤氏によると、長年英雄視されてきた「戦車男(タンクマン)」は、実は軍による自作自演であった可能性が極めて高いという。
天安門事件とは、人民による反旗だったのか、軍による偽旗だったのか――。
長年にわたる緻密な取材で明らかになった真相を、事件当時の現場を取材した著者が実証。天安門事件の真相を知れば、中国という国の根源が見えてくる。