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古代漢字の書を学ぶ-金文を中心に-

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古代漢字の書を学ぶ-金文を中心に-

著者
中村伸夫
出版社
美術新聞社(萱原書房)
出版年月日
2025.08
価格
\2,200
ページ数
224
ISBN番号
9784860121389
説明
 月刊《書統》に2010年4月号から連載している漢字の「半紙臨書」課題の中から、特に中国・西周時代の青銅器の銘文(金文)をはじめとする「篆書」の範書と解説をまとめた一書。
 収録の銘文は下記の8種で、中国の殷代後期から戦国後期の時期の、いずれも漢字の草創期の極めて優れた文字資料として名高い〝古典群〟です。
 本書では下記の8種の重要部分を本誌99回分、各見開き2頁で計198頁にわたって、連載時のエッセンスをダイジェストの形で収録し、さらに本誌の連載時にはスペースの関係で収録困難だった、①文字の骨書き、②筆順、③関連する豆情報や図版なども必要に応じて加えています。
 巻末には、著者による、「金文について」と題する解説文を収録。
▽〈小臣■(よ)犠尊銘〉(殷代後期)
▽〈戍嗣子鼎銘〉(殷代後期)
▽〈保■(ゆう)銘〉(西周前期)
▽〈周公■(き)銘)(西周前期)
▽〈■(こ)■(き)銘〉(西周後期)
▽〈散氏盤銘〉(西周後期)
▽〈石鼓文〉(戦国中期)
▽〈郭店楚簡〉(戦国後期)
 著者は、昭和・平成の書壇で古代漢字の書法研究の権威として知られた今井凌雪の薫陶を受けた、現書壇ではこの分野の書作の第一人者です。本書は、書道界でも大きな話題を呼ぶことが期待されます。