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日本

もうひとつの唐朝 仏教と中心化する「周縁」

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もうひとつの唐朝 仏教と中心化する「周縁」

著者
中田美絵
出版社
思文閣出版
出版年月日
2026.03
価格
\11,000
ページ数
596
ISBN番号
9784784221240
説明
近年、唐代史の叙述は、中央ユーラシア史やジェンダーの視点を採り入れ、大きく変わりつつある。しかし政治史においては、皇帝と貴族・儒家官僚ら男性エリートを中心に据えた「正統史観」が依然として強固である。本書は、従来「周縁」に位置づけられてきた女性・宦官・外来人・仏教僧侶を中心に据え、唐代史の枠組みをパラダイム転換する試みである。仏教を媒介として結びついたこの「もうひとつの唐朝」は、禁軍や寺院のような組織を通じ、宗教・軍事・経済面で無視できない勢力を形成した。そして、唐代のじつに三分の一の期間にわたり、独自のやり方で国家を支え、動かしていたのである。